お薬は、患者さんの体質や他のお薬との組み合わせなどにより、患者さんの治療に適切なのか判断が難しいこともあります。
“ジェネリック医薬品”(後発医薬品)について、少し学んでみましょう!
市町毎の数量シェアの推移(PDFファイル:108.1 KB)
A.ジェネリック医薬品は、最初に作られたお薬(先発医薬品)の特許が切れた後に製造・販売される「先発医薬品と同じ有効成分を同量含んでおり、先発医薬品と同等の効き目がある」と認められた医薬品です。
A.既に有効性や安全性について先発医薬品で確認されていることから開発期間やコストを大幅に抑えられ、結果として薬の値段も安くなります。
高血圧症等の慢性的な病気によって薬を長期間服用する場合などは、ジェネリック医薬品の使用で、薬代の大幅な削減につながります。
さらに、自己負担分を除いた薬代は、医療保険から支払われているため、薬代の削減によって医療保険からの支払い額も抑えることになり、医療費の適正化につながります。
A.ジェネリック医薬品に替えると、薬剤料の負担が3割以上安くなるといわれています。
しかし、お薬代の負担軽減の程度は、自己負担の割合や、これまでのお薬の価格、ジェネリック医薬品の種類(銘柄)などによって異なります。
※なお、ジェネリック医薬品に変えた場合のお薬代を、こちらのサイトで調べることができます。
A.すべてのお薬にジェネリック医薬品があるとは限りません。
広域連合では、現在服用されているお薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合に、お薬代の自己負担額をどのくらい軽減できるか試算した差額通知はがきを 「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」 として、年に2回(7月、1月)発送しています。
該当月に処方された先発医薬品をジェネリック医薬品に切り替えた場合に、1か月あたりの自己負担額の軽減が一定以上見込まれる方が対象となります。
※必ずしも全員に届くわけではありません。
※ジェネリック医薬品を希望される場合は医師や薬剤師によくご相談ください
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